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Gemini、スプレッドシートで関数を作成、挿入できるようになりました

Google スプレッドシートにてGeminiのAIが利用可能になっていましたが、今まではシートにあるデータの統計や表の作成、スプレッドシートの操作方法などを確認するといった機能になっていました。

しかし、今回の更新にてAIが表を直接編集することが可能になり、目的の関数などを作成してもらい、そのまま特定の列に代入する、といったことも可能になりました。

サンプルデータを作成する

特定のデータを入れるシートを作りたい時に、まずサンプルデータごと仮のデータを作成してもらうことが可能です。

以下のプロンプトをGeminiに送信してみます。
※ 2025年9月現在、日本語は未対応ですので英語に翻訳しています。

商品の出荷情報となるデータを作成してください
日時、商品名、価格、個数とし、サンプルデータを10行作成する

Geminiにサンプルテーブルを作成して貰った結果
Geminiにサンプルテーブルを作成して貰った結果

テーブルに目的の関数を挿入する

作成中のテーブルに目的の関数を挿入してみました。

機種別にタイトルをリストアップし、機種別の合計収支を計算する関数を挿入する

AIに関数を作成して挿入して貰った結果
AIに関数を作成して挿入して貰った結果

上記の例ですと、F列に機種名を一覧し、G列に機種名別の収支合計を出す関数が挿入されました。

もう関数や操作の知識は必要なくなっていきそう

これまでは目的の処理のために関数について調べたり、一括の操作やデザインなどの方法を調べたり、時間がかかっていた部分をAIが処理してくれるようになってきました。

2025年9月現在、日本語は未対応ですが近く対応されることでしょう。

今後は、関数や操作の知識は必要なくなっていきそうですね。

Microsoftのエクセルでも同様にCopilotの機能が使えるようになってきていますが、課金する部分が多く目的のAI駆動のためにどれとどれとどれを課金すれば良いのかわからなくなってしまうような状態で個人で使うには、うーんといった感じ。
そのあたり、Googleスプレッドシートは無料でここまでのサービスを提供してくれているのは個人利用者としては有り難いことですね。