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Websim AIが重い、有料プランで処理は高速化するのかどうか

Websim AI(websim.ai)でコード生成を進めていくとAIの処理が重くなっていきます。
有料プランで処理は高速化するのかどうかについてプラン説明などから考察しています。

有料プランでも処理速度は上がらない?

Websim AIの有料プランは以下のようになっています。

FREEBASICPROMAX
無料10ドル30ドル60ドル
1日あたり50世代
100画像/日
1日あたり100世代
200画像/日
プレミアムモデルへのアクセス
1日あたり300世代
600画像/日
プレミアムモデルへのアクセス
プライベートモード(近日公開)
1日あたり600世代
1200画像/日
プレミアムモデルへのアクセス
プライベートモード(近日公開)
Websimの新機能への早期アクセス

世代(generations)とは1日に処理を実行できる回数を示しています。
無料プランの50世代でも個人で遊ぶ分には結構十分な数をこなせるのではないでしょうか。

ほか有料プランの特典がプレミアムモデルへのアクセスとありますが、性能も良く処理が早いとされるClaude 3.5 Sonnet(Sonet 3.5)が無料プランでも利用可能です。

低速、高速であったり、優先処理などの記載がないため、有料プランだからと処理が早くなることが約束されているわけではなさそうです。

また、英語圏での書き込みなども調べてみましたが、有料プランにて処理速度が上がったという情報は見つかりませんでした。

仕組み上、処理が遅くなるのは仕方ないのかも

Websim AIは、AIの処理毎にすべてのソースコードを読み込んで、目的の処理を実装していっているのだと判断できます。

必要な部分だけを読み込むよりAIの処理が正確になる分、やはり処理速度には限界があるのではないでしょうか。

Cursorなどでは、必要な部分を選択してAIに投げることが可能ですので、目的の処理にあった使い方が可能です。

Websim AIはしばらくは本当にソースコードを触ることなく実装していくことが可能で素敵なのですが、処理速度が落ちてくるとエラーが出るとか、実装コードが納得がいかないとかではなく、単純に自分で実装したり直したりした方が早くなってしまうのを理由にソースコードを触っていくことになります。

自分で書いた方が早い状態になってしまっては、AIによるコーディングツールを利用している意味も薄れてしまいますので、これは悩ましいところです。

WEBアプリケーションを作る上でUIデザインなんかも含めて性能は十分満足のいくものです。

(正直、Websim AIのUIなんかもWebsim AIのAIに作り直して貰えよ、と思う。)

序盤はWebsim AIで作成して、いよいよ重くなってきたらCursorなどに移動して進めるといった使い方が今のところは良いのではないでしょうか。