Google Antigravity VS Cursor、処理速度など
Google Antigravity(グーグル アンチグラビティ)とCursorの使用感などを比較しています。
前提
VSCodeで拡張機能のGithub CopilotやContinue、派生コードエディタのWindsurfとそれぞれ少しだけ使ってきており、AIコーディングはCursor(PRO)に落ち着いていました。
先日、GoogleのAIエディタ Antigravityが公開されましたので、試しに使ってみたところの感想を書いています。
基本的な操作感やUIは同じ
Google AntigravityもCursorやWindsurfと同じくVSCodeの派生系コードエディタとなっていますので、基本的な操作感やUIはCursorに近いものがあります。
Gemini 3はFastでも処理に時間がかかる
Gemini 3はFast、かつ例えばCSSの色を変えるだけの処理にも結構時間がかかってしまいますが、これは、エディタの差というよりAIモデルの違いなのだと実感しました。
CursorはClaude Sonnet 4.5が現在メインのAIモデルとして使われますが、これが高速となっています。
WindsurfとCursorで悩んだ際も、処理に時間がかかることがCursorを使う理由のひとつになっていました。
用途によってモデルを切り替えながら使えばAntigravityはかなり良い
Gemini 3は処理に時間がかかる分、精度であったりクオリティの高い結果を得られています。
AntigravityでもClaude Sonnet 4.5が利用可能ですので、Claude Sonnet 4.5に切り替えて実行したところ、レスポンスはCursorのそれと変わらない速度なんですよね。
簡単な処理はClaude Sonnet 4.5を使って、大きく変更したり1から何かを生成する時はGemini 3を使うなど、用途によって切り替えることでAntigravityはかなり使い勝手が良くなるでしょう。
Antigravityは画像も生成可能
Antigravityは、処理の中で画像の生成も可能となっています。
試しにサイトのサイトアイコンを作ってHTMLで定義してとお願いしましたが、これをぱぱっと作ってくれるのは有り難いですね。
どこまで凝ったアイコンを生成可能かは不明ですが、ちょっとしたコンテンツやサイトのアイコンを作るのに便利です。
また、デモ用の画像も生成しながら処理も実行していってくれますので、作業スピードは格段に上がる予感がしています。
Cursorは解約、Antigravityの無料プランは有り難い
Cursorのサブスクプランに加入していましたが、ここ2ヶ月ほど作業では使う機会が全くなくて無駄になっていました。
Antigravityは現状は無料で使えるということもあり、私みたいにコーディングする時としない時に大きな波がある場合、サブスクプランはネックなところ。
いまは無料で利用可能なAntigravityを有り難く使わして貰います。
ただ、Antigravityもいつまでも無料ということはなさそうです。
最近のGoogleはAI関連に関してはしっかり課金が必要なサービスを展開していますし、Gemini 3の従量課金の価格帯を考えると、Antigravityも無料で普通に使っていけるレベルとはならない可能性が高そうです。
このあたりは有料プランが公開されたら、Cursorと比較しながら検討していきたいですね。