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CursorでYOYO、CPUの使用量が激増してしまう

VSCode系のエディタにてAI機能の備えたバージョン管理が拡張機能が話題になっていましたので、Cursorにインストール、利用してみました。

CursorでAI系バージョン管理ツール YOYOを使ってみた感想

YOYOは手軽くファイルのバージョンを保存しておける拡張機能で、バージョンの保存時にメモを残すことができ、AIを使ってバージョンのファイルを探すことも可能となっています。

使ってみたところ機能面は十分でした。

Git不要と言われていますが、私の環境ではCursorとGitga連携されている必要がありました。

十分に機能していましたが、私の場合 個人開発ですしバージョン管理はローカルのみで十分。
AIによるバージョンの検索ができるというメリットを考慮しなければ、VSCodeのデフォルト機能として組み込まれたタイムライン機能のほうが簡単に差分表示で探せたりと必要十分でかつ手軽さがあります。

CPUの使用量が激増

CursorでAI系バージョン管理ツール YOYOを有効にしていると、PCのCPU使用量が激増してしまう問題が発生しました。

環境は以下の通りです。

  • HP ノートパソコン
  • Windows11 Version 24H2 (KB5063060)
  • インテル® Core™ i7-1255U
  • メモリ64GB
  • Cursor バージョン 1.1.3
  • YOYO バージョン 0.1.41
  • git バージョン 2.49.0.windows.1

CPUの使用量が激増する理由はCursor本体ではなく、Antimalware Service Executable、Microsoft Defenderとなっていmした。

プロセスモニターツールで確認したところ、Microsoft DefenderでGitなど関連ファイルに多くアクセスして処理がループしてしまっている感じでした。

処理を待ってもCPU使用率が80%~90%超えで維持されていることから、何らかの問題が発生していることは確か。
もっと良いCPUを搭載していても、さらにCPUを使うだけになりそうです。

Microsoft Defenderの除外リストに追加することである程度CPU使用率を抑えることができましたが、それでも基本は1時動いて0%ちょっとくらいになるMicrosoft DefenderのCPU使用率20%以上が常時となっており、YOYOの利用は断念しました。

Microsoft Defenderで除外リストに追加

私のPCのCPUで20%程度なら、デスクトップPCやハイスペックノートPCなら気にならないくらいの使用量になるかもです。

YOYOはまだ出てきたばかりの拡張機能であり、バージョンの0xです。
今後のアップデートで改善される可能性もありますので、いつかまた試してみたいですね。