Cursor、PROに加えてAPIの課金が必要なAIモデルは?
Cursorにて2週間の無料期間を含むPROにアップグレードした上で、追加でAPIの課金が必要になるAIモデルについて紹介しています。
多くのAIモデルは そのまま使える、o1-previewはAPIキーが必要
Cursorでは無料版でも2週間の間はPRO版と同等の機能が使えるようになっています。
無料期間中、またはPRO版にアップグレードした場合、デフォルトでリストに入っているAIモデルの中で、利用するのにAPIキーが必要になるのは2024年12月の段階では「o1-preview」のみとなっています。
o1-previewは現時点は高コストなAIモデル
AI Model & API Providers Analysis | Artificial Analysis というサイトでAIモデルの性能やコストの比較がまとめられており、「o1-preview」は「Claude 3.5Sonnet」などと比較してもAPIに課金してでも使いたくなるほどの性能差はありません。
また、「o1-preview」は現時点では他と比べて高コストなAIモデルとなっています。
コストパフォーマンスが良いとされる「Claude 3.5Sonnet」と比較してAPIを利用するには4倍以上のコストとなっています。
Cursorにおいては「Claude 3.5Sonnet」はPROバージョン以上であれば、APIキーは必要なく追加料金なしで利用できますので、コスト差は非常に大きくなります。
500リクエストは結構使える
プロバージョンの説明欄には「500 fast premium requests per month.」と記載されており、「Claude 3.5Sonnet」や「GPT-4,」「GPT-4o」を高速で使うには500リクエストまでとなっています。(それ以降は低速で使えるとのこと。)
無料版の2週間の間に結構使っていましたが、単純に500回のリクエストということではないようで、1000行程度のソースコードを読み込んだりする程度では全然消費していきませんでした。
2週間使って60ほど使っただけでした。
Cursorエディタを使っていると、必要なソースコードの場所を指定して利用する事が増えてきていますし、私の利用頻度では月500リクエストはちょっと消化できなさそうです。
AIモデルへのAPI課金やツールは色々あり過ぎて、どこに課金するか限定しないと大変なことになります。
私の場合はWEBアプリ制作と趣味のゲーム作り(これもJavaScriptメイン)ですが、これにAIを活かそうと考えた時、現状ではCursorが最優先の課金先かな、と考えています。
Cursorのエディタは馴染みのあるVSCodeがベースになっているのが良いですよね。