Cursorエディタでサーバーにあるファイルを直接操作できる?
CursorエディタでCursorエディタでサーバーにあるファイルを直接操作できるのかどうか紹介しています。
VSCodeと同じ方法でサーバーファイルへのアクセスが可能
Cursorエディタでも、VSCodeと同じ方法でサーバーファイルへのアクセスが可能となっており、サーバー上のファイルもローカルと同じようにAIによる処理を実行できます。
当方は、VSCodeでRemote SSHを利用してXサーバーのファイルを操作していましたが、Cursorエディタにて「VSCode Import」を実行した時に、秘密鍵の場所などを指定した設定ファイルもすべてインポートできており、何もせずにSSH接続でサーバーのファイルにアクセスすることが可能でした。

VSCodeでRemote SSHを使う方法について以下のサイトで紹介しています。
Cursorエディタでも同じ方法でRemote SSHを設定可能です。
Visual Studio Code | サーバーのファイルを直接編集する事を可能にする拡張機能「Remote SSH」 | 1 NOTES
ローカルではなく実環境ですぐに動作を確認できるのは良いですね。
Cursor Composerもサーバー上で処理できる
試してみたところ、ファイルの新規作成処理なども含まれるCursor Composerもサーバー上で処理する事ができました。
参照にディレクトリを指定できませんが、目的のディレクトリに新規作成したファイルを参照させて実行すれば、その場所に新しいファイル群が作成されるようです。
参照ファイルを指定していない場合は、ルート直下に「app」ディレクトリが作成され、その中に作業フォルダとファイルが作成されます。

また、サーバー上で作成したファイルはローカルの作業フォルダには入っていませんでした。
Cursor Composerでも上の階層のディレクトリやファイルにはアクセスしない
Cursor ComposerはAIによるファイル操作になりますので、AIの判断で重要なディレクトリやファイルを編集してしまったり、あるいは削除してしまわないか懸念点が考えられます。
色々と確認してみたところ、作業フォルダから上の階層にあるディレクトリやファイルにはアクセスしないようになっており、編集や削除なども実行されないようです。
それらの懸念材料となる処理が行われる要素はなく問題ないと判断できました。
サーバー上にインストールする拡張機能はVSCodeとは分離されている
サーバー上のファイル操作でもVSCodeの拡張機能を利用するためにサーバー上にもインストールしますが、VSCode用のディレクトリ「.vscode-server」とは別に「.cursor-server」が作成されています。
サーバー上の拡張機能はインポートできていないようですので、必要なものを別途サーバーにも追加していきます。
ローカルにインストールされている拡張機能は一覧できますので、ローカルの拡張機能リストから選んで追加していくだけで済みました。
